高校時代の話。

中学の時、男女10人くらいの仲の良いグループに属していました。

自分は小柄で手前味噌ながら成績はトップクラスで運動音痴。

がり勉タイプではなく、いわゆる「イジラレキャラ」でした。

Aさんもそのグループの一人で、今卒アルを見るとそんなに可愛くないんですが(笑)

当時はずっと席が隣で、おそらく向こうも気が合ったと思う。


僕から消しゴムを借りて自分の名前を落書きして返してきたことがありましたが、当時は

「何するんだよA~」

なんてふざけて怒りました。

数年後、高校卒業するくらいの頃に偶然恋愛のおまじないだった事を知って後悔しましたが…。

それはさておき、中学当時はこちらもAさんは好きでしたが、まだデートをするとか性欲より、男子と遊んだり、ゲームしたりするほうが楽しい時期で卒業までは何もなかったです。

高校は別々になりましたがお互い電車通学で、たまに一緒になってました。

うちの高校は0時限目があり、それに間に合うために6時台の電車で行ってましたが、試験前などは0時限がなく、7時台で行けました。


その7時台にAは乗っており、偶然最初に一緒になった時はなんか嬉しくなり、以降7時台で行く時はAの乗る車両、時間を探りだし、今思えばストーカーみたいなことをしてました(笑)

15年以上前の話なのでスマホどころかケータイもないため、メールもない時代。

今だとラインなどに登録してどの電車にいるか確認したり連絡したりできたんでしょうが。

そんななか、台風か何かでダイヤが大幅に乱れ、正にすし詰め状態の時にAに会いました。

いつもなら途中からかなり混んでくるため、二人の距離は適度に保てましたが、この日は初めから超満員。

無理やり二人で乗り越むと後ろからも続々乗り越み、身動きがとれないほど。

ここまで混んだのは初めてで二人で、凄いねと最初は笑って驚いてました。

しかし夏服だったこともあり彼女の身体の柔らかさ、ぬくもりが直に自分に伝わってくる。

真正面で向き合ってましたから、身体も密着。

顔はお互い照れもあって肩のほうにそむけてましたが。

Aのまだ大きくなかったけど柔らかな胸の感触が直に胸板に伝わると…みるみる股間が膨らんでしまった。

やばい、と思いつつ話で気をそらそうとするもAと密着してると思うと収まるどころかフル勃起してしまい、Aの脚にぐいぐい押し当てる形に。

Aも気づいたのか無言になりうつむいてしまった。

そのまま電車に揺られること15分。

降りる客や後から乗ってくる乗客に押されたりしながらも勃起はおさまらずAにぐいぐい押し当て続けた。

気まずい時間だけが流れ、Aが降りる駅に。

ちらっとこちらを見ると照れたように。

「バイバイ、またね」

とだけ言って降りていってしまった。

帰りの電車でAが乗るであろう時間、車両に乗ったがこの日はいなかった。

やはり気まずかったのか。

帰宅して一人自慰にふけったのは言うまでもない。

あれからたまに電車で一緒になったけど、この日のことは一切触れて来なかった。

その後Aに彼氏ができた、と違う友達から聞いた。

自分とは正反対な、髪を金色に染めたヤンキーと付き合いだしたらしい。

中学時代からの清楚だったAへの気持ちが一気に崩れた。

以降、Aが乗るであろう時間を狙うこともなく、本当に偶然一緒になることが稀にあったが頻度は減った。

成人式の時に会ったが、化粧もばっちり決めて高校時代とはさらにかけ離れたイメージに。

式後数人と食事に行った時、

「彼氏とうまく行ってる?」

とふざけて聞くと

「え…と、どの彼だっけ」

と返された。

どうも男を次々と変えてたらしい。

しかもほとんどがヤンキー系。

自分の中でAへの気持ちはほとんど薄れてしまった。

それ以降、Aには会っていない。

8年くらいして好みの合う女性に出会い遅ればせながら童貞を棄てたが、その女性とも別れ…今思えば人生で二度しか訪れてない「モテ期」のうちの貴重な一度目だったと思う。

勃起を押し付けられたあの時Aはどう思ったのか?まだフリーだったら自分は付き合えたのか?童貞を棄てられたのか?今や知る由もない。

Aがどこで何をしてるかも知らない。

成人式の時にメアドくらい聞いておけば良かったと後悔している。

たまに未だに中学時代の自分とAが夢に出てくる。

他のメンバーもともに。

偶然Aに会う機会がないだろうかと今は思う。

Aと先述の彼女以外、好きになるような人が現れず、またAへの懐かしさなどが出てきている。

今度会ったらゆっくり昔の話でもしてみたい。

できれば制服ごしでなく生の勃起をAの中に挿入れたいと思う。

もちろんAが幸せな家庭を築いていたら話は別だが。

そう思いながらたまにAと密着した日を思い出しながら一人、当時に比べて成長したぺニスをしごくことがある。