1 / 3 】 【 2 / 3 】 【 3 / 3

ごく小さい音で流れるテレビの音が聞こえなくなるほど二人の荒い呼吸で薄暗い部屋は満たされていた
俺は高鳴る心臓を深呼吸で落ち着かせながらそっと割れ目の部分に指を伸ばしていく

妹「まってまって…ちょっとまって」

兄「どした…怖い?痛い?」

妹「ちがうけど…まって…はぁー…」

手を顔から離し今度は胸に手をあてて大きく深呼吸する
さすが兄弟だ自分の落ち着かせ方が同じでちょっと和む

妹「んー…いい…よ」

ソファーに放り投げていた濡れたタオルを顔に当てて妹が呟いた

兄「ん…」

俺はまたゆっくりと割れ目へと指を伸ばすそうっと指で撫でると、微かな窪みを感じる
妹の割れ目はほんの少し下着の上から触れただけで分かるほど熱く湿っていた

兄「すげー熱い…」

妹「……」

ゆっくりと慎重に俺はその窪みにそって指を下へ下へと下していった
焼けるように熱い窪みの中心に触れた時タオルの下から甘い声が漏れたのを聞き逃さなかった


何度か上下に往復させていると下着の中心はじっとりと濡れた

兄「すげー濡れてるけど…?」

妹「…しんない、汗」

肩で荒い息をしながら妹が強がるそんな姿に俺の悪戯心に火がつく
妹に確認を取る事もしないで俺は下着の横から指を滑り込ませた

妹「ちょ…!」

一瞬身をよじって逃げようとするが俺は左手で体抑える

兄「だいじょーぶ…痛くしないからじっとしてろ」

その一言で妹の体は大人しくなったなんだかんだでやっぱり自慰くらいはしてるんだろう

滑り込ませた指をもう一度割れ目の上からそっと下におろしていく
本当に申し訳程度に生え始めた陰毛が女を感じさせた
あえて一番敏感な所を避けてぬるぬるとぬめる割れ目の中心へ指を滑らせる
まるでローションの瓶に指をつっこんだように愛液にまみれていた

妹「ふぁ…ん…やぁ…」

妹はもう構う事無く甘い声を出し続けていた


兄「入れるぞ…」

俺は小声でつぶやくと濡れた割れ目の中心最も熱い部分へ指を押し込んだ

妹「ふぁぁぁああ…!」

妙に甲高い声で鳴く妹俺の中指はするりと簡単に第二関節あたりまで飲み込まれた
初めて触れる妹の中は焼けるように熱く狭くそして艶めかしく動いていた

兄「めちゃくちゃ熱い…お前…こういうことしたことあんの?」

わかりきった事をあえて聞く妹は本当に微かに首を振ったように見えた
それを確認すると俺は更に大胆に指を動かす

妹「あ…っ!や……!……!」

指をぬるぬると出し入れすると妹は声にならない甘い声を上げて体を跳ねさせた
時折一番敏感な部分に指を滑らせると面白いように腰が浮く

妹「……!!んぁ……はぁっ…・!はぁ…おにぃ…」

妹の割れ目をなじる度に俺は俺自身をしごいているような感覚に襲われた
どれくらい甘い声に聞き惚れていたかわからないが俺は下着から指を抜くと妹の下着とホットパンツに手をかけ
一気にそれをずり下した
妹「ちょっ…!やめ…!」

唐突にむき出しになった自分の下半身を隠そうと妹は必死に足を閉じようとする

兄「暴れんなって…俺も脱いでるからおあいこだろ」

よくわからない理論だが俺はむき出しで反りかえったアレを妹に見せつけるようにする
何故か納得したのか妹はまた足の力をゆっくりと抜いた

妹「………するの?」

兄「……悪いけどもうとまんない」

妹「……痛い?」

兄「痛くないようにするよ」

兄弟がどうとかそういう事にはもうお互い触れようとしなかった
妹は女の顔になっていたし俺はもう兄ではなく男だった
淡い光が反射してぬらぬらといやらしく光る妹の愛液にまみれた割れ目
それを見ただけで俺自身は破裂しそうなほど膨らみ跳ねた

妹「……あかちゃんできない?」

兄「…お前あれきてる?」

妹「……まだ」

もう始まっていると思っていたがまだだった俺は内心最低だが心底喜んだ
妹は処女だそれは間違いない俺は唯一ひっかかる疑問を口にする

兄「……最初、俺でいいの?」

沈黙お互いあられもない姿のまま黙りこくっているのは酷く滑稽だった

妹「……よく知らない人よりは、おにぃがいい」

それが俺を気遣ったのか欲望に負けたのか妹の本心なのかはわからなかったが
俺はその言葉でもう考える事をやめた

兄「……ゆっくり息しろよ」

妹「うん……」

ゆっくりと上下する下腹部先走りでぬらぬらと光る俺の先端を割れ目の上にそっと当てる
少しびっくりしたように俺を見る妹俺は声には出さず口だけで「だいじょうぶ」と呟いた
何が大丈夫なんだろうか一番不釣り合いな言葉で俺は妹を落ち着かせた

兄「ゆっくり入れるからな」

妹「……こわー…んっ…!」

先端を妹の割れ目からあふれ出た愛液で濡らす敏感な部分に触れるたびに妹が腰を浮かせた
ぬるぬると膨張した先端を滑らせるだけで背中を電撃のように快感が押し寄せてきた
左手で妹の骨ばった腰を抑えると俺は右手で一番濡れた中心部に先端を押しあてた

妹「もう…入れる?」

兄「うん……ゆっくりいれるから、ふーって息吐け」

息を吐いている間は筋肉が緩んで入りやすいそんなどこかで聞いた話をまさか妹で実践するとは
俺の言葉どおり深呼吸の要領で息を深く吐く妹俺はそれに合わせて腰を少しずつ少しずつ前へと押し出す

妹「ふぅー……んっ…!ふぁ……!」

先端は熱い愛液にまみれて火傷しそうだったこんなにも熱いなんて
俺は妹の呼吸に合わせてゆっくりと腰を動かす予想以上にすんなりと先端がずぶずぶと飲み込まれていく

妹「んぁ……!はぁ…はぁ…もう全部はいった…?」

兄「も…うちょっと…痛くないか?」

妹「うん……平気っぽいかも…あっついよー…」

両手で顔をぱたぱたと扇ぐ妹俺はその言葉を信じて更に腰を推し進める
ぬる…ずずっ…ずぶ…

妹「ふぁ……ぁ……く…っ…ぁ…」

奥に行くにつれ抵抗が強くなる俺はそれをゆっくりと強引に押し進んだ
妹「く…っ…!はぁー…はぁー…」

兄「うぁ……ぜんぶ……入った…」

信じられないが俺自身が妹の割れ目に全部飲み込まれていたしっかりと
妹の中は握りしめられたようにきつくそれでいて指で感じる数倍も熱かった
狭いせいか内側のいやらしい凹凸さえ敏感になった俺自身ではっきりと感じ取れる

妹「はぁー……はぁー……お腹…くるし…あはは…」

妹の体を貫いた
背徳感と征服感そして狂おしいほどの快感の渦に飲まれた俺の意識は飛びそうだった

兄「すげー……きもちいい…」

妹「ん……中でうごいてる…うぁ…はぁ…はぁ…」

妹の腰の下に両手を滑り込ませ細い体を抱きしめる
汗と甘い香りを嗅いで妹の中に入り込んだ俺自身が何度も跳ねる小さい射精感に何度も襲われる

兄「…痛く…ないか…?」

妹「……思ってたよりは…大丈夫…そう…脱処女だぁ…あはは…」

妹の乾いた笑いは俺の胸を刺しさらに下半身を膨張させた


暫く繋がったままでじっとしていた
たぶん何でもない話みたいなのもしたと思う
でも気がついた頃には俺はゆっくりと腰を動かし始めていた

兄「うぁ……すげー…きもち…い…」

妹「はぁ…はぁ…んっ…あ…ぁ…」

薄暗い部屋にぬちゃぬちゃと淫猥な音が響く
荒い声と布の擦れる音がする

妹「お……にぃ…んぁ…あっ…ん…くぁ…」

兄「はぁー…はぁー…」

ぎゅうぎゅうと締め付けられる俺自身はねっとりとした愛液にまみれて妹から出てくる
それをまた抵抗を押しのけて熱い奥へと推し進めていく
単純な反復運動で俺は全身の毛が逆立つほどの快感を覚えていた
頭の先から足の先まで電流を流されたような衝撃限界は近かった

兄「く……ぁ…もう…やばい……」

妹「え……ど、どーする……んぁ…のっ…はぁ…」

兄「このまま……出すぞ…」

妹「え…出来ちゃう…かもしれないじゃん…はぁっ…!あぁ…んっ…」


妹の言葉に耳を貸さず俺はストロークを少しずつ速めていく

妹「やっ…!お…にぃ……!はっ…ぁっ…くっ…あ…んっ…!」

兄「うぁ……イ……く……!!」

両手で俺の胸を抑える妹その手にもう力はない
俺は湧き上がってくる射精感を抑える事なくそのまま高めていく

妹「だ……だ…めぇ…ぁっ…ん!」

兄「うぁ……!!!」

先端から熱いものが飛び出るどくん…どくんと腰が抜けそうになるほどの快感と共に
妹のまだ幼い子宮へと大量の精液を注ぎ込んでいく

妹「ぁあ……あつぃ…よぉ…」

膝ががくがくと震え立っていられない妹の胸へと倒れこむ射精はまだ止まらない
妹も俺の背中に腕を回し痛いほど抱きついてくる
何度脈打ったかわからないほどの射精を終え俺たちは荒い息のまま長い間抱き合っていた


膨張が収まり半分ほどになった俺自身を妹の中から引き抜く

妹「ん……っ」

甘い声と同時にどろりと大量の白い液体が赤く火照った割れ目から流れ落ちた

兄「うわっ……やば……」

俺は急いでティッシュをあてがったが幾らか床にこぼれおちた

妹「あーあー……」

少し落ち着いてきた妹が笑顔で言う
ティッシュを見ると少し赤い血が混じっていた

妹「……ちっさくなってる」

兄「あ、あぁ……そういうもんなの」

妹「……ふーん…あーいたかった」

兄「え…大丈夫…か?」

妹「……最初だけほんとは痛かった。まぁ、慣れてからは…」

それだけ言うと妹は今気付いたかのように急いでむき出しの下半身にタオルをかぶせた
後片付けは放っておいて俺たちは一緒に風呂にはいった
二人して湯船に浸かるのは相当久しぶりだった

妹「あー……いてて…」

兄「染みるか?」

妹「…ちょっと…血出てたもん」

兄「……なんかすまん」

妹「今さら謝られたって遅いんですけど」

兄「…それもそうか!」

妹「開き直んな!変態!」

兄「うわっぷ…やめろ!」

妹「変態!変態ー!」

予想していたよりもごく普通に俺たちは話せた
これが終われば触れる事もないと思っていた妹の肌も
ごく自然に触れられていた


母「ただいまー!」

父「ただいまー」

妹「おかえりー!!」

両親達が帰ってきたあんな事があったからなんだか顔を合わせるのが気まずく思えた
妹はその点天然なのか大人なのかいつも通りだった

母「ちゃんと留守番してた?」

妹「おにぃはしてなかった」

兄「してただろ!飯も作ってやったのに」

父「なんだお前料理出来るようになったのか」

兄「自炊してるからな…。腹減ったからなんか作ってよ」

母「はいはい。ちょっと手伝って」

妹「はーい」

荷物を置いて父がソファーに座りこむ時だけは心底ヒヤリとした

母「あら、それどうしたの?」

妹「これ?おにぃに買ってもらった」

母「お兄ちゃんに?めっずらしいこともあるもんねー…」

妹「シスコンなんじゃない」

母「やめてよ」

妹「ほんとにねーきもいきもい」

そう言いながら俺の方をちらりと見る妹いつもと変わらない家があった
でも妹の目の奥はもっと違う何かを語りかけてるように思えた

父「?なんだ、絨毯のここ何かこぼしたか?」

兄「あ、あぁ…俺アイス落としたんだよ。悪い、後でもっかい拭いとく」

父「そうか…。腹減ったなぁ」

兄「そーだな」

俺の”元カノ”が料理を手伝っているたぶん出来はよくないだろうななんて思っていた

おわり